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2009年06月 記事一覧

2009年06月10日

キヌバリ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/08 14:18:14, NIKON D200, シャッター優先, F7.0, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

今年はキヌバリの当たり年

例年であれば1年間を通じて1、2度しか見かけないキヌバリだが、今年はよく見かける。この日は6、7個体見かけた。もしかすると2009年はキヌバリの当たり年なのかもしれない。

キヌバリはテトラポットや岩の影に隠れながら泳いでいることが多い。そのため見つけても暗い写真になってしまい、なかなかその姿を収めることができない。しかし、今回は明るい海底の砂地から数センチのところを泳いでいた。しかも私が泳いだことにより舞いあがったゴミの中から餌を見つけてはパクっと食べるほど活発的。

デジカメのハウジングトラブルによりフォーカスを非常に合わせにくい中、なんとか撮影できた。

ホンベラ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/09 10:31:26, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/320sec, 0.0, ISO640, 60mm)

エメナルドグリーンに変身したベラ

溶けかかったワカメ(背後に見える板状のがワカメ)の残った海の中をまるでサンゴ礁の海にいる熱帯魚のような色彩のベラがいた。これは婚姻色になったホンベラのオスだ。ホンベラは幼魚、成魚、性別でまったく違う種類の魚のような色彩をしている。

ホンベラはヒトの気配を感じるとそれを避けるようにしながらスーっと泳ぎ逃げてしまう。そのためよく見かける魚だが普段手動でフォーカスを合わせている私にはなかなか撮ることができなかった。今回は設定ミスでオートフォーカス設定のまま海に入ってしまったのが幸いして撮ることができた。大阪湾のようなゴミが多く漂い、透明度も悪い海でこの距離の魚にきちんとフォーカス合わせれることに少し驚きました。

2009年06月11日

アカクラゲ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/08 15:15:55, NIKON D200, シャッター優先, F4, 1/400sec, 0.0, ISO500, 18mm)

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  (2009/06/03 22:29:50, NIKON D200, 絞り優先, F5.7, 1/60sec, 0.0, ISO100, 22mm)

大阪湾に多くいる刺すクラゲ

今まで大阪湾にはヒトを刺すクラゲはいてもほんの少しで、まず刺されることはないだろうと思っていた。しかし、ついに刺されました。それも「刺すことはほとんどない」「毒が弱い」「刺されても痛みはほとんどない」という印象のアカクラゲ。

この時期のアカクラゲは波が穏やかなためちぎれていないからなのか、それともそういう生態なのかは不明だが、非常に長い触手(足)を持っている。体が冷え切って寒いため早く海から上がろうと急いで岸に向かっている途中、突然目の前にアカクラゲの触手が現れ、、、うまく避けきることもできずに接触。刺されました。

クラゲに刺されたときに一番怖いのがアナフィラキシーショック。過去に刺されたことがあると免疫系の過剰反応により場合によっては死に至るというもの。アカクラゲに刺されるのは初めてだが、これまで何度かクラゲに刺されたことがあるので、これが不安でとりあえず刺された痛みを堪えながらも脈拍が以上に速くなることがないかどうかをチェックしながら岸に向かった。途中、マダコなど写真撮っておきたい被写体も見つけたが我慢して。。。


刺されたときから鋭い痛みが走ったが、その痛みは1時間弱で収まった。非常に気になったが刺された場所には触らないようにして帰宅。このときには刺された場所は目立つことなく普通だった。翌日起きてから顔を見てみると刺された場所が見事に赤くなり、しかもカユイ。同じ刺胞毒を持つシロガヤに刺されたときほどではないが数日間非常に痒かった。

この文章を書いている時点で刺されてから一週間。腫れはひいたがまだ刺された場所には痕が残っている。あと一週間ぐらいは痕が残ったままになるのかもしれない。

危険な生き物 毒のある生き物

サザエ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通
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  (2009/06/09 10:36:04, NIKON D200, シャッター優先, F3.4, 1/320sec, 0.0, ISO640, 60mm)

トゲのあるサザエ発見

ちょうどこの日から梅雨入り。厚い雲の張った天気の中泳いでいると(太陽は出ていないが、出ていれば)日当たりのいい場所にサザエが歩き出ていた。サイズは握り拳よりも少し小さいくらい。よく見ると側面に小さいもののトゲがあった。

これまで大阪湾で50個体ぐらいはサザエを見たことあると思うが、トゲに気付いたのはこれが初めて。日本海側のサザエほど立派なものではないもののトゲありもいることが分かりました。

2009年06月13日

ホンベラ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 13:32:15, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

お腹を膨らませたベラ

腹が膨らんだホンベラが泳いでいた。ちょうど初夏が産卵期にあたるのだろうか?ちなみに図鑑では6~9月となっていた。

ホンベラはペアもしくはグループで産卵するらしい。家に帰った今、思い返すと縄張り争いのような仕草をしていたホンベラもいた。もうすこし注意深く観察をしていたら産卵がみれたかもしれなかった。。。

その生き物に関する基礎知識がないと、同じ時間海の中にいても撮影できるシーンや生き物を探す視点が大きく変わる。もう少し産卵期や繁殖行動の様式などの基礎知識をつけないといけないと後悔の残る1日でした。

サヨリ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/08 14:15:05, NIKON D200, シャッター優先, F90.5, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

海藻の上に横たわるサヨリ

大きいサイズのサヨリの死体が岸近くの海藻の上に乗っていた。水深はそれほどないものの、水面には赤潮が多く浮かび日光が遮られているため結構暗い海。

この付近では外海の方が透明度が高いため、外海から海水が流れ込む干潮->満潮にかけての時間の方が海がきれいになる。この日に泳いだのはちょうど干潮->満潮にあたる時間だが、干潮がすぎてすぐの時間帯だったため海の状態が悪かった。

ちなみに尼崎や西宮の海ではこの逆で、岸辺に近い場所にいるカキやアサリによって浄化された海水が貯まる干潮前後の時間帯の方が透明度が高く泳ぎやすい。

メジナ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 15:35:18, NIKON D200, シャッター優先, F5.7, 1/400sec, 0.0, ISO640, 60mm)

水面を泳ぐ稚魚

おそらくメジナの稚魚と思われる魚が水深50cmぐらいの浅瀬で泳いでいた。前にこのくらいの大きさのメジナを見つけたときは波打ち際の水深10cm程度のことろを泳いでいた。100匹程度のむれだったが、さすが浅すぎて泳ぎながらカメラを向けることもできないため、立ったままノーファインダーでデジカメを海中に置いて連射撮影を試みた。200枚程度は撮ったがまともな写真はゼロ。なんとか見れるのが1枚という状態だった。今回は泳げる場所だったためすんなりと撮影できた。

水深3メートルほどのところには稚魚ではなくある程度育ったメジナも数十匹群れていた。しかしメジナは警戒心が強くすぐに逃げてしまうため今日も撮影できず仕舞い。透明度の高い四国や和歌山では若干距離があっても撮影できるのだが、大阪湾では近づかないと撮影できないためなかなか撮影できない魚だ。

キュウセン

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 15:32:50, NIKON D200, シャッター優先, F5.7, 1/400sec, 0.0, ISO640, 60mm)

ワカメを潜り抜けるベラ

岸近く水深1メートル程度の浅場はそのほかの場所とはうって変わってカラフルな海藻が生い茂り、キュウセンやホンベラ、ウミタナゴ、メバルが多く泳いでいた。まるで秋かのような色彩の海だ。

本当はこの場所でもっとじっくり撮影をしたかったのだが、まだ6月上旬。気温は26度ぐらいあったが泳ぐには水温が低く体が冷え切って完全に凍えていたので諦めて海から上がった。この日は快晴で日差しも強かったが海から上がってから20分程度はガタガタ震えるほど。早く暖かくならないかな。

コブダイ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 15:13:41, NIKON D200, シャッター優先, F3.4, 1/400sec, 0.0, ISO640, 60mm)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 15:13:47, NIKON D200, シャッター優先, F3, 1/400sec, 0.0, ISO640, 60mm)

釣り糸とコブダイ

この日はコブダイを多く見かけた。5cm程度のコブダイは5、6匹、30cm程度のを1匹。日陰になる堤防の壁際の深くを群れていたのだが、さすがに暗すぎてうまく撮ることができなかった。久しぶりに大きめのコブダイを見かけたので撮影したかった。。。

写真の個体は明るい場所を泳いでいた。近くにはスズメダイやメバル、岩陰にはサラサエビやキヌバリの姿もあったが今回はコブダイを追うことに。ファインダーを覗きながらコブダイを追って泳いでいると釣り糸のテグスが目に入った。

泳いでいる場所の堤防は立ち入り禁止になっていて、中に釣り人が入るとすぐに警備員が駆けつけてきて追い出される。そのような場所のため比較的釣り糸は少ない。しかし浜辺から投げ釣りをしている人もいるため釣り糸がゼロなわけではない。それなりに太い釣り糸。体に絡まったら命にも関わる怖い凶器だ。まだ海中で絡まってしまったことはないが、そのうち絶対に絡まることはあるだろうから気をつけないと。

スジハゼ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/09 10:25:22, NIKON D200, シャッター優先, F7.0, 1/320sec, 0.0, ISO640, 60mm)

コバルトブルーの斑点がきれいなハゼ

砂地の海底にスジハゼがちょこんと横たわっていた。手前はテッポウエビの巣穴。巣の奥から掻き出してきた青い砂は、まわりにある藻類に覆われて黄色い砂といいコントラストをなしていた。

スジハゼもテッポウエビも海底が砂地の海には多く生息している。しかしテッポウエビはハゼに比べて警戒心が強く、人の気配を感じるとすぐに巣穴深くに隠れてしまう。巣穴の前でじっと待っていれば出てくるのだが、なかなか写真を撮ることができない。スジハゼとテッポウエビの2ショットを撮ってみたいものだ。

メバル

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/08 15:08:08, NIKON D200, シャッター優先, F16, 1/400sec, 0.0, ISO500, 18mm)

春濁りの中のメバルの群れ

先週この場所で泳いだときにメバルがいっぱいいたのでこのような写真を撮りたくなり、この日2度目のエントリーでは広角レンズをデジカメに付けておいた。しかしこの時期は赤潮も出ていて透明度はイマイチ。「春」濁りというには時期外れだが春濁りみたいな感じ。せっかく広角レンズをつけたのだからもっと明るい雰囲気でメバルの群れを撮りたかった。

初夏ということが分かるように背景(正面下側)に溶けかかったワカメも入るようにしたのだが透明度が悪すぎて私にしか分からない写真になってしまった。

2009年06月14日

マヒトデ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 15:19:41, NIKON D200, シャッター優先, F8.9, 1/400sec, 0.0, ISO640, 60mm)

小石をかぶったヒトデ

海底にマヒトデがいた。小石が舞うほどうねりなどはないのに小石などが乗っていることを考えると弱って動けなくなっているのだろうか?青い部分が少なく黄色い部分の広がりが大きい色彩の個体だ。

ネット上で調べていたらマヒトデが立ちあがって産卵している6月撮影の写真があった。マヒトデの産卵期は分からない(一年中なのかな?)が、場所によっては6月に産卵するようだ。ヒトデ類は撮影どころかじっくり見ることもなく素通りしてしまうことが多いが、これからは少しは気をつけてみようっと。

2009年06月15日

シロウミウシ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/09 10:40:28, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/320sec, 0.0, ISO640, 60mm)

堤防を登るウミウシのカップル

堤防に沿って泳いでいると登っているシロウミウシがいた。この附近にはウミウシの餌となるカイメン類が多いのだろう。数メートル四方に数種類のウミウシが這っていた。しかし不思議なことにこの場所から少し離れた場所では見つけることができなかった。

シロウミウシは全国的に見ればどこにでも、数多くいるウミウシの一種で全然珍しくない。大阪湾内でもおそらくはそれほど珍しいウミウシではないだろう。しかし残念ながらシュノーケリングで泳いでいるとウミウシの仲間を見かけることはほとんどない。

ウミウシも大潮だからか、それとも年中そうなのかは分からないが産卵前後のカップルが多く、卵塊も複数見れた。

ミズクラゲ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/09 10:46:33, NIKON D200, シャッター優先, F512, 1/320sec, 0.0, ISO640, 60mm)

波間に漂うクラゲ

水面近くを膨らんだり縮んだりしながら活発に泳ごうとしながら漂うミズクラゲがいた。

このクラゲは水温15~20度ぐらいのときにもっとも活動的になるらしい。今の時期は水温18度程度なのでちょうどミズクラゲの適温期となる。生殖器になるのだろうか?内側に花びらのようなもじゃもじゃした器官が見える。白色なのでこの個体はオスだろう。波も穏やかで体が傷つくことも少ないためか、縁の部分に生える触手も綺麗に残っていた。

メバル

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 13:36:36, NIKON D200, シャッター優先, F8.9, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

陽光の中のメバルの群れ

堤防と堤防の間の潮通しと日当たりのいい場所に多くのメバルが群れていた。大阪湾で泳いでいて一番多く目にする魚がこのメバルだ。泳がなくとも漁港の堤防から海の中を覗いてもたくさんのメバルを見れる。しかし多く見れるのは写真のような数センチのメバルばかり。このサイズのメバルは特に水面近くの海藻やボート、テトラポットなどのまわりに目立つ大きな群れを作っている。

これを超えて5~10cm以上の個体はあまり見かけない。大きくなると数メートル以深の場所へ移動するようで、さらに岩陰など目立ちにくい場所で群れていることが多い。

ウミタナゴ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 15:34:16, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/400sec, 0.0, ISO640, 60mm)

産まれたばかりのウミタナゴ

大阪湾ではちょうど今の時期がウミタナゴの出産シーズンだ。ウミタナゴは一般的な魚とは異なり、卵ではなく育った幼魚を「出産」する。この日は見かけなかったが、3日前に同じ場所で泳いだときにはお腹が異様に膨らんだ出産間近の成魚も数匹いた。大きさから考えておそらく産まれたばかりの幼魚だろう。

ウミタナゴも群れを作る傾向があるが、大阪湾に多いメバルやスズメダイとは異なり「ゆるい」群れを形成する。群れの数は少なく、個体同士も離れていることが多い。幼魚の頃よりも逆に成魚の方が密な群れで見かける印象のある魚だ。

2009年06月16日

ウミフクロウ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 13:37:17, NIKON D200, シャッター優先, F3, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

堤防に産みつけられた卵塊

おそらくウミフクロウの卵塊だろう。白い円柱状の中に螺旋を描くように無数の卵が詰まった卵塊があった。同じような卵塊が複数あった。卵を産んだ個体が近くにいるはずだが発見できなかった。同じ卵塊は甲子園浜でも見たことがある。しかし残念ながらそのときにもウミフクロウの姿は確認できなかった。というよりも釣り上げられて堤防の上に捨てられた個体を除けば、私は生きているウミフクロウを見た記憶がない。多く生息しているはずなのだが。。。

コモンフグ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 14:00:00, NIKON D200, シャッター優先, F16, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

砂に潜ったフグ

カレイやヒラメなどが砂に潜って隠れることはよく知られている。しかしそれ以外にも多くの生き物が砂に潜っている。一見、砂に潜りそうもないフグも例外ではない。海底近くまで潜って泳いでいると、パッ、パッ、パッと砂の中から何かが何匹か飛び出して泳ぎ去っていくことがある。突然のことで写真を撮るどころか、何が泳ぎ去ったのかさえも分からないスピードだ。この付近ではそういうことがあったらまずフグだ。

毒のある生き物

キュウセン

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/09 10:26:15, NIKON D200, シャッター優先, F4, 1/320sec, 0.0, ISO640, 60mm)

目がパッチリしたベラ

メスのキュウセンを真横から撮影できた。普段よく見かける魚で今まで気になったこともなかったが、なんとなく目がくっきりパッチリしているように見える。多くの魚は目が真ん丸でくっきりしているのは当然と言えば当然。だけどほかの魚よりもくっきりしているように見えた。
それともう一点。頭から尾にかけて黒線や赤点線の縦線が7本程度確認できる。アイナメのように側線が多いのだろうか?

ワツナギソウ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/02 13:33:20, NIKON D200, シャッター優先, F3, 1/400sec, 0.0, ISO400, 60mm)

2009年はワツナギソウの当たり年

今年は普段ならあまり目にしないキヌバリとワツナギソウをよく見かける。塩屋港では主に外洋に面した場所で見られるワツナギソウを漁港側でも見ることができた。しかも例年、ごくごく小さいワツナギソウだが、これはきちんと育っていた。また、ここから少し明石側のアジュール舞子では、砂地に点々と多くのワツナギソウが生えている。岩やテトラポットでしか見たことがなかったので砂地に生えるワツナギソウは少し新鮮だった。

マボヤ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/02 13:09:54, NIKON D200, シャッター優先, F3, 1/400sec, 0.0, ISO400, 60mm)

海のパイナップル

宮城県など東北地方で「海のパイナップル」として有名なマボヤだが、大阪湾にも生息している。東北では6月が旬と言われている。大阪湾はかなり南に位置し、水温も高いため4月か5月頃が旬になるのだろうか?

マボヤの食べ方は。。。
・外側を剥いて身を刺身にする
・刺身をキュウリやワカメと和えて酢の物にする
・丸のまま茹でる
・塩辛にする
などなどの食べ方があるらしい。先日NHKの昼の番組「ふるさと一番」ではマボヤが岩にへばりついている部分の内側を「へそ」と呼び、指ですくって食べていた。市場には流通しない珍味らしい。また刺身を食べたあとに水道水を飲むと甘く感じるとのこと。

前にホヤを買って食べたときはイマイチどころか不味かった。一度おいしいホヤを食べてみたいものだ。

(不明)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/09 10:37:32, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/320sec, 0.0, ISO640, 60mm)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
_DSC5285.jpg

  (2009/06/09 10:37:38, NIKON D200, シャッター優先, F3, 1/320sec, 0.0, ISO640, 60mm)

波間に漂うウミウシの卵塊

種類までは不明だがウミウシの卵塊のようだ。この卵塊は色気のない大阪湾の海の中では一際目立つ存在で、今まで何度か目にしたことがある。ひらひらのフリル状の透明なゼラチン質の中にオレンジ色をした無数の卵が詰め込まれている。見た目通りの柔らかい卵塊のため、波によって揺ら揺ら右へ左へとたなびいていた。

(不明)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/09 10:43:55, NIKON D200, シャッター優先, F3.4, 1/320sec, 0.0, ISO640, 60mm)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
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  (2009/06/12 13:47:17, NIKON D200, シャッター優先, F3, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

まるでイソギンチャクのような卵塊

アメフラシの仲間の卵塊だろうか?それとも大きいウミウシが産み付けたのだろうか?はたまた貝類のものだろうか?何の卵塊かはわからないが、白い帯状のものをぐるぐると円状に配置した卵塊があった。

このような形状の卵塊はウミウシやカサガイなど多くの生き物で見られる。しかしここまで大きいと植物の花やイソギンチャクかのようにも見える。もしかすると卵塊をイソギンチャクに擬態させることでほかの生き物に食べられないようにしているのだろうか?

2009年06月20日

ヒラハコケムシ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
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  (2009/06/17 13:17:59, NIKON D200, シャッター優先, F4.8, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
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  (2009/06/17 13:18:34, NIKON D200, シャッター優先, F5.7, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

ワカメに着いた白い模様

ワカメの茎の部分に丸く白い模様が現れていた。これはコケムシの一種。旬を過ぎたこの時期のワカメに大きく広がっているのをよく見かける。市場に流通しているワカメでもヒラハコケムシが付着している場合があるらしい。

拡大してみると四角いマス目がたくさん並んでいて、それぞれからイソギンチャクやポリプのような形をした白い個体が見れた。小さな個体が無数に集まって丸い模様の群体になっている。触手を広げている個体は水中にいるプランクトンや有機物を食べているのだろう。

クジメ


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  (2009/06/17 13:57:28, NIKON D200, シャッター優先, F7.0, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

凛とした表情のクジメ

アナアオサが茂る緑色の浅瀬に黄金色をしたクジメが潜んでいた。ツンとした表情でなんとなく凛々しい。クジメはアイナメとよく似る魚で、尾びれの形や側線の数により区別されることが多いが、頭の形でもなんとなく区別がつく。丸みを帯びたのがアイナメで、とんがっているのがクジメだ。

このクジメやアイナメは国内各地の海の海岸近く、それも非常に浅い場所で多く見かける。水深50cmもあれば10cmを超える魚が石の影やテトラポットでじっとしている姿を見かける。大阪湾内、特に塩屋よりも西ではよく見かける魚だ。

スナヒトデ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
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  (2009/06/17 15:27:43, NIKON D200, シャッター優先, F11.7, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
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  (2009/06/17 15:27:39, NIKON D200, シャッター優先, F7.0, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

アマモの広がる砂地にいた足の長いヒトデ

細かい砂地の海底に足の長いスナヒトデがいた。このヒトデを大阪湾で見るのは初めて。全国的に見ればそれほど珍しくはないと思うのだが、あまり見かけないヒトデだ。この場所はアマモが多く生えていて、そのアマモの中にアオリイカやコウイカが隠れていないかな、と思い探している途中で遭遇した。

ヒトデというと海底にベタっと「落ちている」印象があるが、よく見ると、海底から少し持ち上がった体勢を取っている。ひっくり返していないので裏面は見ていないが、長い触手で体を持ち上げているのだろう。

アサヒアナハゼ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
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  (2009/06/18 11:12:28, NIKON D200, シャッター優先, F8.9, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

メカブの上で休むアナハゼ

古くなったワカメの根元部分、メカブの上でアサヒアナハゼが休んでいた。大阪湾にはアサヒアナハゼが多く生息している。しかし今年は例年にも増してアサヒアナハゼを見る機会が多いように思う。あちこちで海藻類の上で休んでいる姿を目にすることができた。

アサヒアナハゼは食欲旺盛な魚らしい。一度口いっぱいに小魚をほうばっている姿を写真に収めたいのだが、一度もそのような光景に出合えていない。この時期は小魚も多いから見れる可能性はあると思うのだが。。。

マダコ


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  (2009/06/18 11:50:02, NIKON D200, シャッター優先, F16, 1/400sec, -0.3, ISO500, 60mm)

腕いっぱいに波を受けて泳ぐ子蛸

砂地の海底に落ちた瓦の下に手のひらサイズの小さい子蛸が隠れていた。いつもなら隠れている写真を撮って終わりだが、いたずら心に火が灯り隠れていた瓦を裏返して無理やり外に出してしまった。すると近くにあったアオサの茂みや小さな岩に隠れようと逃げ回る、逃げ回る。移動はタコらしく歩いたり、写真のように腕を広げて波を受けて進んだり。まだ小さいのに墨も吐いていました。タコさん、いじめてごめんね。

イトマキヒトデ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
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  (2009/06/17 13:56:32, NIKON D200, シャッター優先, F11.7, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

アオノリの中のヒトデ

ヒラアオノリなのかボウアオノリなのかは分からないが、アオノリの一種が生い茂った海底に一匹だけぽつんとイトマキヒトデが転がっていた。

緑一色の中に赤い模様。こんなに目立つところで何をしているのだろう?と思ったが、よくよく考えるとヒトデは色を感じる能力がないし、目立たなくする必要性もないのかもしれない。一応、各足の裏側には眼点があるが、区別できるのは明暗のみらしい。また、ヒトデを食べる生き物は一部のヒトデぐらいしかいないだろうから、天敵らしい天敵もいないのかもしれない。それでもなぜかこのイトマキヒトデは卵巣に毒を持っているらしい。

クロメバル

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
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  (2009/06/17 13:55:17, NIKON D200, シャッター優先, F4.8, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

浅瀬でゆったりしていた大きめなメバル

水深1メートルちょっとの場所で2匹のメバルがゆったりと泳いでいた。カメラを向けても脅えて岩陰に戻ることなくじっとしていてくれたので楽に写真を撮れた。このサイズのメバルになるとたいていいる場所は水深3メートル以上。しかも岩陰の暗い場所なのでいつも写真を撮るのに失敗してしまう。今回のように明るい場所で見れたのはラッキーだった。


ヒガンフグ

  撮影地:神戸市垂水区西舞子 舞子漁港
_DSC7467.jpg

  (2009/06/19 13:24:30, NIKON D200, シャッター優先, F16, 1/400sec, 0.0, ISO1000, 60mm)

緑色をした綺麗なフグ

この付近を泳いでいるとちらほらこのフグを見かける。しかしほかのフグと比べて警戒心が非常に強く、写真を撮ろうとしてもすぐに猛烈なスピードでどこかへ逃げ去ってしまう。それがこのヒガンフグ。

食用のフグとして高級なトラフグよりも美味しいらしい。しかしこのフグも有毒なため個人では食べない方がいい。旬は産卵を迎える2~3月までの冬場。産卵は大潮前後に浅瀬に接岸して行うとのこと。大阪湾ではトラフグと比べて絶対数が少ないものの、もしかしたら産卵を観察できるかもしれない。

毒のある生き物

キヌハダウミウシ


  撮影地:神戸市垂水区西舞子 舞子漁港
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  (2009/06/19 13:19:05, NIKON D200, シャッター優先, F3, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

オレンジ色が鮮やかなウミウシ

このウミウシは主にクロシタナシウミウシを襲って食べているらしい。このウミウシがいたということはこの付近にはクロシタナシウミウシがたくさんいるのだろう。しかしクロシタナシウミウシは真っ黒な生き物で夜行性。昼間に活動しているのがいたとしても目立たず見つけられない可能性が高いのが残念。キヌハダウミウシぐらい目立つ色だったら探しやすいのだが。

クジメ

  撮影地:神戸市垂水区東舞子町 舞子砲台跡
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  (2009/06/19 11:59:28, NIKON D200, シャッター優先, F11.7, 1/500sec, 0.0, ISO500, 60mm)

波打ち際にいた真っ赤な魚

クジメは色彩変化が多様で、色々な体色をした個体がいる。ここでは赤いクジメを見れた。ここはテトラポッドの足の部分。水深がわずかしかなく、波が砕ける場所のためゴミが多く浮遊しているような環境。水深もわずかしかなく、体が波で前へ後ろへと揺さぶられ、片手を前に延ばしてぶつかったり離れたりを繰り返しながらの撮影だった。一歩間違えれば頭がテトラポッドにぶつかってしまうのでこういう場所では細心の注意を要する。しかもそんな波打ち際に限って被写体がいるものだから困ったものだ。

マヒトデ

  撮影地:神戸市垂水区西舞子 舞子漁港
_DSC7480.jpg

  (2009/06/19 13:25:12, NIKON D200, シャッター優先, F11.7, 1/400sec, 0.0, ISO1000, 60mm)

「何か」を食べるヒトデ

アナアオサが広がる砂地の海底で2匹のマヒトデがお互い向き合う形で寄り添っていた。おそらく中心に「何か」があり、それを食べているのだろう。

近くで釣り人が魚を捌いて内臓を海に捨てていたので、流れてきたそれらを食べているのだろうか?私はできるだけ海の中で生き物に触らないようにしているため開いてみることはしなかった。しかし写真を撮ったときも、帰ってから写真を見返している今でも中に何があるのか気になってしようがない。

ゴンズイ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6548.jpg

  (2009/06/17 14:01:58, NIKON D200, シャッター優先, F3.4, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6581.jpg

  (2009/06/17 14:05:27, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/400sec, 0.0, ISO1600, 60mm)

巣作りをするゴンズイのペア

水深1メートルほどの場所を泳いでいると、岩の下に怪しげな2つの何かが見えた。遠目には2本のチューブ。それから放射状に線が出ている。見るからに怪しげでまるでエイリアン。ドキドキしながら近づいてみると2匹のゴンズイだった。

転石の下に巣穴を作り、その中に2匹が寄り添っていた。産卵のための巣穴だろう。ゴンズイは初夏のこの時期に直径3~4mmで黄色い分離沈性卵を200~600粒産むらしい。少し大き目の黄色いビーズをたくさん産むイメージだろうか?卵が見えるか中を覗いたが分からなかった。

危険な生き物 毒のある生き物

マダコ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6950.jpg

  (2009/06/18 11:58:31, NIKON D200, シャッター優先, F8.9, 1/400sec, -0.3, ISO500, 60mm)

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6933.jpg

  (2009/06/18 11:57:31, NIKON D200, シャッター優先, F7.0, 1/400sec, 0.3, ISO500, 60mm)

瓦の下に隠れていた大蛸

この日は3匹のマダコを見かけた。手のひらサイズのかわいい赤ちゃん蛸。岩の下に隠れた蛸とこの瓦の下にいたマダコだ。明石蛸で有名なここ明石海峡付近に限らず、大阪湾内にはたくさんのマダコが生息している。(大阪湾ではいつだか分からないがおそらく)7月か8月がマダコの産卵期。そのため今がちょうど旬の時期だろう。

この写真の数分前に見つけた子蛸のときもそうだったが思わず瓦の下から引きずり出してしまった。思った以上に大きくて食べごたえのありそうなサイズ。右肩から飛び出た吸い口がまるで大砲みたいでカッコよかった。

2009年06月22日

アナハゼ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC3770.jpg

  (2009/06/02 13:15:23, NIKON D200, シャッター優先, F4.8, 1/400sec, 0.0, ISO400, 60mm)

古いワカメに乗ったアナハゼ

枯れて茶色になったワカメの上に、それとほとんど同じ色のアナハゼが隠れていた。

似た名前&容姿の魚に「アサヒアナハゼ」がいる。見分ける点は側面下側の白い斑紋。あるのがアサヒアナハゼ、無いのがアナハゼとなるらしい。写真の個体は白い斑紋がないのでアナハゼだろう。大阪湾では「アサヒアナハゼ」はよく見かけるが、この「アナハゼ」はあまり見かけない。

アカメバル

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6374.jpg

  (2009/06/17 13:42:18, NIKON D200, シャッター優先, F7.0, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

緑に映える黄金色のメバル

アナアオサの多い浅瀬にメバルが群れていた。「メバル」という種は2008年に「クロメバル」「アカメバル」「シロメバル」の3種に細分化された。写真のメバルはおそらくアカメバル。

大阪湾では春にアカメバルの稚魚の大群、秋にクロメバルの稚魚の大群が見れるようだ。クロメバルとアカメバルで産卵の最盛期が異なるのだろうか?

2009年06月23日

キョウノヒモ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6438.jpg

  (2009/06/17 13:51:21, NIKON D200, シャッター優先, F7.0, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

巨大化したムカデノリ

アナアオサの森の中の石上にムカデノリの一種「キョウノヒモ」が生えていた。似た容姿の海藻にムカデノリとヒラムカデがあるが、どちらも平らな面がすべすべなのに対して、キョウノヒモは平らな面からも突起が出ているため区別しやすい。

私はなぜかこの海藻を頭の中で「オニムカデノリ」と呼んでいる。実際にはそんな名前の海藻はない。(よくよく観察すると全然違うが)パッと見でムカデノリと同じような形で、それが巨大化したような海藻だからだろうか。頭の中で勝手に名前を作ってしまったようだ。

2009年06月24日

トビヌメリ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6727.jpg

  (2009/06/17 16:07:55, NIKON D200, シャッター優先, F11.7, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

小石混じる海底に隠れたガッチョ

この付近の海底は細かい砂地だけからなる場所と写真のような小石混じりの場所とが交互に広がっている。このトビヌメリを見つけたのはちょうどその境目。背中の荒い模様が海底に溶け込んでいた。

周りを見まわすとほかにも2匹いた。トビヌメリは大きな群れを作るような魚ではない。しかし記憶を思い返してみるといつも数匹単位でまとまっていることが多いように思う。

トコブシ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
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  (2009/06/17 14:01:01, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

岩陰に隠れたアワビの一種

水深1メートルちょっとのところにあった転石の間を覗きこむとアワビのような貝が見えた。アワビほど大きくならないが、ほとんど同じ容姿のトコブシだ。価格が安く小さいため丸ごと煮付けてパクパク食べることが多い。大阪湾にも数は少ないがクロアワビやトコブシが生息している。生きている大きなアワビは見たことがないが、海底には手のひら大の貝殻が落ちていることがあるので相当大きな個体もいるのだろう。

2009年06月27日

アマクサアメフラシ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
_DSC5412.jpg

  (2009/06/09 10:49:54, NIKON D200, シャッター優先, F5.7, 1/320sec, 0.0, ISO640, 60mm)

砂地を這うアメフラシ

初夏のこの時期まで海の中にはアメフラシがたくさん歩いている。しかもどれもこれも写真に全体像を収めるのが困難なほど巨大。透明度の低い大阪湾で60mmのレンズを利用していたらなかなか全体を撮ることができない。そのためこれまでスルーすることが多かったが、コントラストは低いもののなんとかアマクサアメフラシを撮影できた。

このアマクサアメフラシは個体変異が大きい。真っ黒な個体、黄色い個体、アメフラシによく似た斑点のある個体、、、まるで別種のように多彩な変化がある。アメフラシとの見分け方は、刺激によりアメフラシは紫色の液を出すが、アマクサアメフラシは白色。背中のひらひらがアメフラシでは独立した2枚だが、アマクサアメフラシではお尻でくっついていて1枚になっている。

アサヒアナハゼ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6280.jpg

  (2009/06/17 13:28:19, NIKON D200, シャッター優先, F8.9, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

海藻に隠れたアナハゼ

ホンダワラ類の上にアサヒアナハゼが乗っていた。この時期の海は海藻の森。ホンダワラが海底から海面まで数メートルも伸びて生い茂っている。このときは潮汐による潮の流れで海藻が水平にたなびいていた。海藻の森の中には小さなヒメイカやモエビ、タツノオトシゴなどが隠れている。。。はずだが、小さく目立たない色をしているためシュノーケリングではなかなか見つけることができない。このアサヒアナハゼの色はまわりの海藻とそっくり。しかし体が大きく、場所に不釣り合いなために遠目からでもすぐに見つかる。

ハスノハカシパン

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6303.jpg

  (2009/06/17 13:30:16, NIKON D200, シャッター優先, F16, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

白骨化したカシパン

白骨化した死体が海底に転がっていた。ハスノハカシパンを含めたウニの仲間は死んだ後に「殻」が残ることが多い。よく海岸に打ち上がっていたり、写真のように海底で見かけたりする。

生きているときは茶色い毛のようなトゲで覆われているためまったく分からないが、白骨化すると表面の模様が見えるようになる。この表面の模様が植物の「ハス」の葉に似ているから「ハスノハカシパン」という名前になった。。。わけではない。表面ではなくて、写真からは見えない裏面の模様がハスの葉に似ているからこのような名前になったらしい。

アマクサアメフラシ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
_DSC6995.jpg

  (2009/06/18 12:07:41, NIKON D200, シャッター優先, F3.4, 1/400sec, -0.3, ISO500, 60mm)

交接するアメフラシ

耳のように見える触覚の内側が綺麗な青色で巨大なアマクサアメフラシが岸近くの浅瀬で交尾(正しくは交接?)していた。どちらがオスなのかメスなのかは分からないが、奥の個体は赤っぽく、手前の個体は青っぽい。撮影時は性別の違いによって色が違うのかな?と思った。しかし調べてみるとアメフラシは頭にオスの生殖器、背中にメスの生殖器を持つ雌雄同体らしい。そのため単なる個体変異だろう。

ハスノハカシパン

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6334.jpg

  (2009/06/17 13:38:15, NIKON D200, シャッター優先, F5.7, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

海底に散らばる平らなウニ

アナアオサが広がる砂地の海底にたくさんのハスノハカシパンが転がっていた。「ウニ」というと丸くてトゲトゲしい生き物を想像するが、この平べったいハスノハカシパンもウニの仲間。砂地に生息し、薄く砂をかぶって隠れていることが多い。

この場所はこのハスノハカシパンが非常に多く、数メートル四方ぐらいの範囲にものすごい密度で数百匹が群れていた。広角レンズで撮影したかったのだがレンズの交換が面倒だったので見送ってしまった。やっぱり撮っておけばよかったかな?

2009年06月28日

(不明)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
_DSC5882.jpg

  (2009/06/12 13:41:49, NIKON D200, シャッター優先, F3, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区海岸通 アジュール舞子
_DSC5873-Edit.jpg

  (2009/06/12 13:41:22, NIKON D200, シャッター優先, F3.1, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

真っ白なウミウシ

垂直な堤防の壁面を一匹のウミウシが這っていた。体は真っ白。いびつなヒダなどはなく真ん丸な印象。触覚は黒。えらは白を基調として黒いシャープな縁取り。焦げ茶色で不定形なまだらが点々としている。適当に図鑑やネット上でウミウシ類の画像を見てみたが種はわからず仕舞い。ウミウシはダイバーを中心にファンが多く、たくさんの写真がネット上にある。しかし個体変異や奇形も激しくて有名な種類以外はどうも分からないことが多い。

2枚目の写真はピントを前と後ろに合わせた2枚の写真を利用して被写界深度を高めた合成写真。だから頭と尻にピントが合っているのに体の真ん中は微妙にピンボケという変な状態になっている。

(不明)

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6263.jpg

  (2009/06/17 13:23:36, NIKON D200, シャッター優先, F8.9, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC6246.jpg

  (2009/06/17 13:23:22, NIKON D200, シャッター優先, F5.7, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

気持ち悪いほど怪しげな卵塊?

浅瀬の海藻の根元付近に白い怪しげな物体があった。遠目からには白い海綿か何かのように思えたが、アップで見ると表面には無数の丸い穴のようなものが並び、中にあるオレンジや白い卵のようなものが透けて見えていた。一見して気持ち悪いし何なのかもまったく分からない。触っていないので硬さなどは不明。仮に卵塊だとすると相当大きな生き物が産んだのだろう。傍目には地味な生き物なため目に止まらなかったのもしれないがあまり見かけないように思う。これは何なんだろう?

クサフグ

  撮影地:兵庫県明石市大倉海岸通 大蔵海岸
_DSC7039.jpg

  (2009/06/18 12:17:02, NIKON D200, シャッター優先, F16, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

海底で休む青い瞳のフグ

青い瞳が綺麗なクサフグが海底にちょこんと着床して休んでいた。よく見ると腹の部分が異様にでこぼこしているだけでなく背ビレの付近に傷を負っている。大阪湾では5~6月を中心にクサフグの産卵が行われ、海中だけでなく波打ち際から上陸して産卵することもある。そのときに怪我したのかもしれない。

サラサエビ

  撮影地:神戸市垂水区西舞子 舞子漁港
_DSC7454.jpg

  (2009/06/19 13:22:21, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/400sec, 0.0, ISO1000, 60mm)

堤防の隙間に隠れていた赤いエビ

堤防の切れ目にエビが潜んでいた。このサラサエビは転石やテトラポットの間などの影で数匹が群れているのをよく見かける。いつも暗い場所にいて、しかもカメラを向けようとするとすぐに奥にひっこんでしまう警戒心の強いエビだ。

今回見つけた個体はカメラを向けても逃げなかったためになんとか数枚シャッターを切れた。しかし残念なことに完全にピンボケ。この直後にレンズの先端が堤防にぶつかってしまい、その振動で奥へと引っ込んでしまった。

ケヤリムシ

  撮影地:神戸市垂水区西舞子 舞子漁港
_DSC7420.jpg

  (2009/06/19 13:20:02, NIKON D200, シャッター優先, F3, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

水中に花開いた綺麗な。。。ゴカイ

堤防に丸くふさふさした大きな毛玉状の生き物がいた。ゴカイの一種のケヤリムシだ。指先ほどの小さなケヤリムシの仲間はよく見かける。しかし今回見つけた個体は直径が10cm以上もある大きなもの。こんなに大きなのを見たのは初めて。

ふさふさした部分は鰓管(さいかん)というエラで、水中の酸素を取り込むとともに漂っているプランクトンを捕える役目も果たすらしい。

ヘビギンポ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC7961.jpg

  (2009/06/26 09:36:15, NIKON D200, シャッター優先, F8.9, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

テトラポットの上で休むギンポ

ヘビギンポが綺麗に緑色の海藻絨毯が敷き詰められたテトラポットの上でちょこんと休んでいた。ヘビギンポは水深1メートル前後の浅い場所で多く見かける。特にこの日は多くのヘビギンポを見ることできた。

ヘビギンポは大阪湾に限らず国内どこの海でもたくさんいる。しかし警戒心が強くすぐに逃げてしまう魚でなかなか写真に収めるのが難しい。しかしこの日はほとんどのヘビギンポがじっとしていて写真を撮らせてくれた。目の中に赤い模様が出て綺麗な個体だった。

ナベカ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC7989.jpg

  (2009/06/26 09:40:24, NIKON D200, シャッター優先, F22.6, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC7993.jpg

  (2009/06/26 09:40:27, NIKON D200, シャッター優先, F32, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

穴の中に隠れるナベカ

この日は数多くのナベカを見かけた。ナベカは写真のようにオオヘビガイの殻や牡蠣殻の中などに隠れていることが多い。そして頭だけをちょこんと出して危険を感じると中に引っ込む。

写真の個体ではないが、1匹がオオヘビガイの中、もう1匹が外という2匹のナベカを見かけた。外にいるナベカはしきりにお尻の部分をもう1匹の頭近くに持っていく行動を見せていた。「これはもしや繁殖行動?」と思い観察していると、オオヘビガイに入っていたナベカが外へ飛び出し泳ぎ去り、残ったナベカがそのオオヘビガイの中に入った。
この行動は卵を産むメス、後から入ってそれを受精させるオスという2匹だったのだろうか?それとも単に産卵場所を探して争いあうメスたちに姿だったのだろうか?ちなみに2匹とも外見は同じで婚姻色には気付かなかった。

サンショウウニ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC8410.jpg

  (2009/06/26 15:02:05, NIKON D200, シャッター優先, F3.1, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC8402.jpg

  (2009/06/26 15:01:48, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

海藻に隠れていたウニ

食べると陸上植物のサンショウの葉や実のようなピリ辛さがあることから名前がついたというウニ。今まではサンショウウニというとバフンウニぐらいの小さな個体しか見たことなかった。しかし今回のは食べても大丈夫そうなほど、それなりに大きかった。

このウニはトゲに縞模様があり、またトゲにラッパウニのように色々なものを付着させて身を隠すことがあるらしい。写真の海藻も身を隠すためにまとったものだろうか?また写真を見るとトゲの間を縫うように透明な何かが巻きついている。これは一体何なんだろう?不思議な外見をした生き物だ。

アカクラゲ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC7530.jpg

  (2009/06/25 13:27:10, NIKON D200, シャッター優先, F11.7, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

元気に泳ぐクラゲ

この日も多くのアカクラゲを見かけた。ものすごい密度でいるものだから、水面に上がるときは必ず上を向いて安全確認をしてから息継ぎに戻らないと非常に危険。生き物を探しながらゆっくり水面を泳いでいると、私よりも速いスピードで後ろからアカクラゲが接近してくることもある。そのため一度危うく刺されそうになってしまった。6月上旬に刺された痕がようやく消えたところ。せっかく直ったのにもう刺されたくはないものだ。ちなみに刺すのは写真右側の細長いひも状の触手部分。左側の傘の部分は触っても大丈夫だ。

危険な生き物 毒のある生き物

クラゲウオ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/25 13:48:19, NIKON D200, シャッター優先, F5.7, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

クラゲを住みかにする魚

今月の塩屋港はたくさんのアカクラゲが漂っている。長い触手を伸ばした元気なクラゲが多く、刺されそうで(実際に刺されたが)泳ぐのが怖いくらいだ。そんなアカクラゲを見ていたらクラゲの傘や触手の部分にクラゲウオが隠れていた。このアカクラゲの場合は写真の大きなクラゲウオが1匹、小さなクラゲウオの稚魚が3匹ぐらいいた。刺されないように注意しながらの撮影で、クラゲウオの方も私を避けていくのでなかなか写真に撮るのが難しい。

クラゲウオはアカクラゲを住みかとしながら海を漂っている。しかし住んでいるアカクラゲが弱って死にそうになると、離れて別な元気なクラゲを探しに泳ぎだす。住みかとなるクラゲが見つかればいいが、そうでない場合は不思議なもので場所を覚えているのか、もとのクラゲの場所の場所に戻ってくる。そんな住みかを探すためにアカクラゲから離れたり戻ってくる光景は泳がなくとも、堤防の上からでも見ることができた。

ハオコゼ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/26 14:42:27, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

メタリックレッドでまるで作り物な魚

焦げ茶色をした海藻の中に赤く一際目立つハオコゼがいた。ハオコゼは色彩の個体変異が激しい魚でさまざまなバリエーションを見かける。今回の個体は金属調をした赤色。微妙な汚れ具合がアクセントなり、生き物というよりもメカニックな作り物のようだ。

ハオコゼは飛び出た背ビレに毒を持ち、刺されると非常に痛いらしい。そのためか、この日は堤防の上に釣り上げられた後、捨てられたと思われる、干からびたハオコゼが転がっていた。フグやヒトデなどもそうだが釣りをして食べない魚が釣れてしまったら普通にリリースすればいいのに。。。

危険な生き物 毒のある生き物

アナハゼ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/26 16:22:44, NIKON D200, シャッター優先, F32, 1/400sec, 0.0, ISO1600, 60mm)

生気を失ったアナハゼ

浅瀬で海底に横たわるアナハゼを見つけた。綺麗にヒレを開いてまるで図鑑のような格好をしていた。泳ぐことも多いが、それ以上に海藻の上などでじっとしていることが多い魚。そのため動かない状態は見慣れているのだが、それにしても目に生気が感じられない。もしかしたら死んでいるのでは?と思い、撮影後に触ってみたら。。。案の定死体だった。先週は同じようなシチュエーションで死体かな?と思った魚を触ったら泳ぎ出すということがあった。生きているか、死んでいるか。これは大きな違いだがなかなか見分けるのは難しいものだ。

ヘビギンポ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/26 09:45:04, NIKON D200, シャッター優先, F16, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

ひょうきんな顔をしたギンポ

オレンジ色の海綿が映えた岩の上にコゲギンポが隠れていた。口を尖らせていてひょうきんな顔が印象的。

ヘビギンポは色彩の個体変異が激しく、さらに婚姻色によりまったく違う色に変わる。そのため1匹1匹が全然違う種類のように見える。たまに「これはヘビギンポなのかな?」と迷う個体もいて識別が大変な種だ。

ミズクラゲ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/26 09:26:56, NIKON D200, シャッター優先, F5.7, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

クラゲとビニール袋

海中をゆったりとミズクラゲとビニール袋がいた。クラゲとビニール袋。まったく違うものだがその漂い方は非常に似ている。クラゲを食べる生き物にウミガメがいるが、死体を解剖すると胃の中からたくさんのビニール袋が出てくるという話しがあるのがうなずける。

スズメダイ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
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  (2009/06/25 13:49:56, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

けなげに卵を守る雄

水深わずか2メートルほどの海底でスズメダイが岩に産みつけた卵を世話していた。大阪湾ではこの時期にスズメダイが岩に産卵をする。岩のほぼ垂直になっている平らな面に濃緑のような青っぽい卵を産みつける。そしてそれをスズメダイのオスが守っている。ヒレで新鮮な空気を送ったり、卵を食べようと近づいてくる敵を追い払ったり、ゴミを取り除いたりと大忙しだ。

そこら中で卵を守る姿を目にすることができる。しかし残念なことにどこも若干暗い。そのためなかなかうまく卵を世話している写真を撮れない。今年の産卵シーズンの間にもう少しはまともな写真を撮れたらいいのだが。。。

スズメダイ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC8289.jpg

  (2009/06/26 14:43:43, NIKON D200, シャッター優先, F3.1, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

今にも孵化しそうな卵

スズメダイが見守っていた卵に近づいて接写してみた。小さな卵の中に銀色の目が輝いて今にも孵化しそうだ。スズメダイの場合、産卵から孵化まで4~8日らしい。撮影の5~2日前が大潮。発生の具合からしてちょうど大潮付近に産みつけられた卵だろう。もっとアップでシャープに撮影したかったのだが、卵が小さく場所も暗いので撮れなかった。

アミメハギ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC8510.jpg

  (2009/06/26 16:22:12, NIKON D200, シャッター優先, F22.6, 1/400sec, 0.0, ISO1600, 60mm)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC8507.jpg

  (2009/06/26 16:22:10, NIKON D200, シャッター優先, F16, 1/400sec, 0.0, ISO1600, 60mm)

卵を守るアミメハギのメス

アマモ場の中にいる生き物を探していたら、アマモとそっくりな色をしているアミメハギを見つけた。アミメハギは警戒しているときや逃げるときは体をまっすぐ相手に向ける。アミメハギの目は出っぱっているため真後ろでも見れるため、相手の位置に合わせてうまいこと体の向きを変えながら泳ぐ。写真のようにアマモとそっくりな色をした個体がまっすぐこちらを向くとまさにアマモそっくり。

観察していてもなかなか逃げ出す気配を見せない。何かと思ったらすぐ横のアマモの根元部分にぎっしりと卵が産み付けられていた。この卵を守っていたのだろう。この日はアミメハギを多く見かけ、中にはお腹が異様に膨らんだ個体もいた。ちょうど産卵シーズンにあたるのかな?ちなみに卵を守るのはメスの役目。産卵から1~3日で孵化するらしい。

2009年06月30日

(不明)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC8541.jpg

  (2009/06/26 16:25:12, NIKON D200, シャッター優先, F5.7, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC8559.jpg

  (2009/06/26 16:25:37, NIKON D200, シャッター優先, F4.8, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

アマモの上を這う緑色のナメクジ

海中のアマモの上をまるでナメクジのような生き物が這っていた。体色は緑、葉脈のような白い模様が走りアマモそっくり。完全に溶け込んでいた。

アマモ場にこのような生き物がいることは知っていたが、タンクを背負ったダイビングとは異なりシュノーケリングでは見つけることは難しいと半分諦めていた。しかしこの日はちょうど潮がよく引き、水深がそれほどなかったため探しやすく見つけることができた。

写真を撮っているとその気配に気がついたのか、葉の裏面に移動を始めた。頭の方からちょっとずつ体が裏側へ消えていき、最後に尻尾の部分が裏返ったときに黄色くて丸い内臓が見えた。産む前の卵だろうか?

キヌバリ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC8371.jpg

  (2009/06/26 14:51:41, NIKON D200, シャッター優先, F2.8, 1/400sec, 0.0, ISO800, 60mm)

キヌバリが捕食する瞬間

偶然キヌバリが捕食する瞬間を撮影できた。キヌバリはずっとホバリングしてほとんど動かない魚。しかし顔の前に食べ物となるプランクトンなどが見えるやいなや大きな口をパクっと開けて食べてしまう。昼間から食欲旺盛なようで、よくこのような光景を見かける。写真はそんな食べる瞬間。目に見えないような小さな何かを食べていた。捕食は一瞬の出来事。そのため狙って撮影できるものでもなく撮れたのは偶然だ。

この写真を撮ったときはすぐ上方に数匹のアミメハギ、左側にウミタナゴ、そして多くのメバルがいてどれを撮ろうか迷いに迷いながらカメラを振り回していた。おかげでどの生き物も写真が中途半端に。この付近は本当に被写体が多く賑やかだ。

ホシササノハベラ

  撮影地:兵庫県神戸市垂水区塩屋町 塩屋港
_DSC7894.jpg

  (2009/06/26 09:30:39, NIKON D200, シャッター優先, F2.6, 1/400sec, 0.0, ISO500, 60mm)

日陰をゆくベラ

この付近は大きなテトラポットが荒く積み重ねられ、海藻も茂っているため日光が届きにくく暗い海。隠れる場所がいっぱいあるからなのか、大き目なウミタナゴや写真のようなホシササノハベラがテトラポットの間を縫うように泳いでいるのをよく見かける。しかし警戒心が強く、私がちょっとでも動くとスーっと奥へと消えてしまう。今回の写真もピントが合わせきれなかったのが残念。

ホシササノハベラは幼魚の頃が色も鮮やかで綺麗。しかし大きく育つと(婚姻色を除けば)地味で目立たない。写真に撮れることも少ないがよく見るとなかなか面白い外見をしている。



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